大店立地法の手続きガイド
大店立地法とは
大規模小売店舗立地法(大店立地法)は、店舗面積が 1,000㎡を超える小売店舗の新設・変更・廃止について、周辺の生活環境(騒音・交通渋滞・廃棄物・駐車場など)への影響をあらかじめ届け出させ、事業者と地域の調和を図るための法律です(2006年(平成18年)に旧大規模小売店舗法(大店法)から転換)。経済産業省が所管し、実際の届出・公表は各都道府県・政令指定都市が行います。
このサイトでは、全国の都道府県・政令市が公表する届出一覧を横断して収録し、誰でも検索・閲覧できる形で公開しています。収録件数は 61,863 件です。
届出が必要なケース
以下のいずれかに該当する場合、大店立地法に基づく届出が必要です。
| 届出区分 | 内容 | 該当するケース |
|---|---|---|
| 新設 | 新たに大規模小売店舗を設置する場合の届出 | 新築出店・テナントとして新規出店(店舗面積計 1,000㎡超) |
| 変更 | 既存の大規模小売店舗の内容を変更する場合の届出 | 店舗面積の増減・営業時間の変更・駐車場台数の変更・改装に伴うレイアウト変更 |
| 廃止 | 大規模小売店舗を廃止する場合の届出 | 閉店・撤退・業態転換による小売からの撤退 |
届出の流れ
- 事前相談: 届出前に、所管の都道府県・政令市の担当部署に事前相談を行います。店舗面積の算定方法・必要書類・スケジュールを確認します。
- 届出書の提出: 新設の場合、開店予定日の 7か月前までに届出書を提出します。変更・廃止は変更・廃止の 3か月前までに提出します。
- 公告・縦覧: 届出後、都道府県・政令市が届出内容を公告し、公告日から 4か月間縦覧に供します。住民や利害関係者は意見書を提出できます。
- 都道府県・政令市の意見: 縦覧終了後、所管庁が生活環境の保全の見地から意見を述べます(必要な場合)。
- 事業者の対応: 意見があった場合、事業者は必要な措置(騒音対策・交通計画の見直しなど)を講じます。
- 開店: 手続きを経て、届出どおりの内容で開店します。
必要書類
届出に一般的に必要な書類は以下のとおりです(詳細は所管の都道府県・政令市により異なります)。
- 大規模小売店舗届出書(所定様式)
- 店舗面積の算定根拠図面
- 配置図・平面図・立面図
- 周辺道路交通量調査報告書
- 駐車需要予測・駐車場計画図
- 騒音予測・防止対策書
- 廃棄物処理計画書
- 周辺環境影響説明書
審査期間の目安
| 区分 | 届出期限 | 公告・縦覧 | 標準的な手続き期間 |
|---|---|---|---|
| 新設 | 開店予定日の 7か月前 | 4か月間 | 開店予定日の 7〜12か月前から着手 |
| 変更 | 変更予定日の 3か月前 | 4か月間 | 変更予定日の 3〜8か月前から着手 |
| 廃止 | 廃止予定日の 3か月前 | — | 廃止予定日の 3か月前までに届出 |
都道府県別の届出状況を見る
全国の都道府県別の届出一覧は各都道府県のページからご覧いただけます。
開店前の出店予定一覧(48 件)も併せてご確認ください。
廃止(閉店・撤退)の一覧(694 件)も併せてご確認ください。
参考リンク
- 経済産業省 大規模小売店舗立地法
- 全国の届出の統計(収録データの集計)
- 市区町村別の一覧
- チェーン・ブランド別出店一覧
- 出典と更新